6.投資信託(元本が確保されていない商品)

投資信託とは

投資信託の運用成績は実績によるもので、元本が確保されているものではありません。運用実績によっては元本を割る可能性もあります。

投資信託の仕組み

投資信託は投資信託会社でつくられ、証券会社、銀行等の販売会社を通じて販売されます。多くの投資家から集められた資金は、販売、運用、保管・管理をそれぞれ専門の機関が役割を分担して運営されています。

投資信託の特徴

投資信託は異なる金融商品を複数組み合わせてつくられるため、組み入れる銘柄によって、さまざまなタイプのものがあります。
  1. 株式や債券など値動きのある商品で運用するため、元本の保証はありません。
  2. さまざまな運用商品に分散して投資するためリスクが軽減されます。
  3. 資産運用の専門家が調査・分析を行って運用します。
  4. 多くの投資家の資金をまとめて運用するため、少額の資金でも大口資金と同じような高度な運用が可能です。
  5. 運用資産は信託銀行で分別管理されます。

投資信託に関わる金融商品の性格

株式

株式会社が資金を出資した人に対して発行する有価証券のことをいいます。

債券(公社債)

国や地方自治体、企業などが資金を借り入れるために発行する一種の借用証書のことをいいます。債券は満期時まで保有すれば確定した利回りが確保されます。
《株式、債券とは》
  • ※発行体によって呼び名が違います。会社が発行するものを社債、国や地方自治体が発行すれば、それぞれ国債、地方債と言います。債券型の投資信託の多くは主に国債や地方債に投資しています。

株式と債券の値動きに関するセオリー

株価に影響を与える要因

株価に影響を与える要因として、企業の業績・景気・金利などがありますが、これらの他に、株価には需給関係、人気度等さまざまな変動要因が影響します。

債券価格と金利の関係

債券の価格は、金利が上がると下がり、金利が下がると上がる関係にあります。

投資信託の分類

投資信託は、投資対象や運用方法によって次のように分類することができます。
投資対象による分類 運用成績の9割以上は投資対象によって決まると言われており、最も重要な分類。
運用方法による分類 インデックス運用 東証株価指数(TOPIX)等のマーケットの動きを代表する指標(ベンチマーク)に連動する運用成果を目標とする運用方法。
アクティブ運用 マーケットの動きを上回る運用成果を目標とし、独自の予測や手法を駆使して行う運用方法。
▼アクティブ運用は、さらに以下のスタイルに分けることができます。
運用スタイルによる分類 バリュー運用 割安株を中心に運用
グロース運用 成長株を中心に運用

不動産投資信託(REIT)

REIT

REITとは不動産投資信託のことです。(Real Estate Investment Trustの略)
多くの投資家から集めた資金で、オフィスビルやマンションなどの不動産を保有し、そのテナント料や家賃を収益源として投資家に分配します。
《REITの仕組み》
REITは、株式と同様に証券取引所に上場され時価で売買されています。
確定拠出年金で扱うREIT商品は、各種のREITを集めてひとつの投資信託商品として作られたファンド・オブ・ファンズ(投資信託に投資する投資信託)です。

コモディティ(商品)

コモディテイ

コモディティとは原油・金・小麦など、国際市場で取引される一次産品やそれを加工した素材の総称であり、一般的に商品先物を取り扱う取引所で売買されています。確定拠出年金で扱うコモディティ商品は世界の商品先物等で運用される投資信託商品です。